ゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント
ゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント~
先日の日経新聞にもスポーツ欄で著者のことが紹介されていた一冊。
FCバルセロナをどう建て直し、
現在の成績と経営状況まで持って行ったのかを紹介した内容。
タイトル「ゴールは偶然の産物ではない」にもあるように、
現状分析を経営面ならび成績面、戦力面から分析し、
また、どういったチーム構成とゴールを目指すかを定め、
そのゴールに向かうためにはどういった戦略を進めばよいかというのを
著者の実際の経営面に照らし合わせて紹介していったもの。
的確な現状分析はもちろんのこと、一度進むべき方向を定めたら、
どんなことがあっても、そのゴールに向かって徹底して進む姿勢、
そして結果を残すこと。
もちろん、FCバルセロナという稀有なクラブなため、参考にならない部分もあるが、
でもプロスポーツ経営を行っているひとつのクラブとして、
その手法は参考になる部分が多い。
著書からどう、自クラブの運営に消化させていくのか。
FCバルセロナの真似はできないにしても、その手法を模倣することはできる。
スポーツは得てして、グラウンド上の成績に引っ張られ、
言い訳してしまう土壌があり、許されるのではと勘違いする面もあるのだが、
決して他のビジネスと異なる部分はなく、
そうした不確定要素をあらかじめ含みつつ、
その不確定要素の影響を最小限に食い止めながら経営を行っていくか、
そして最大限の結果を残していくのか。
この部分はクラブ規模は決して同じではなくても、
FCバルセロナの手法から学ぶ部分は多々ある。
一気に読み進めてしまいました。お勧めです。
「スポフェス2011」にパネラー参加してきます。
本当に久しぶりの更新。
シーズンオフのファン向けイベント対応などに忙しく、
終わったら終わったで一気に疲れが出てしまい、
しばらく、ご無沙汰していました。
次の自分の動き。
明日(12/10)、就職活動中の学生相手にしゃべってきます。
なぜか若手(苦笑)ってくくりではありますが、パネラーとして参加。
学生達によい刺激を与えられたら、
また学生からよい刺激を受ける時間にしたいなと考えています。
とはいえ自分も、こうした場所に出るのは本当、
5年ぶりとかになり、やや緊張気味・・・
思い起こせば、本を出していたころはちょくちょく、
こうした場所で、今から思えば偉そうに喋ったりしてたっけ。
まぁでも、いろいろな関係者が集まるみたいなので、
そうした人たちと情報交換ができるのも楽しみだったりします。
F1&アブダビ&カムイ
まずコースのアブダビ。いやー近未来のコースとはこのことか。施設の凄さにコース設計。おそるべし中東をまざまざと実感。
そしてカムイ。こいつの強気の走りは見ていてワクワクする。ここに琢磨がいれば・・・。本当に凄いのは、ヤルノの上でフィニッシュしたこと。
度重なるルール変更、名門が強くなくなってしまった現実などあるが、久々に来期、一日本人としてF1が楽しみに思えた。
皇居を走る。
東京マラソンの当落がでたからか、これまでに増してランナーが多い。このランナーの多さも魅力だったります。
アップダウンはあるけど、ランナー多いので色んなペースで走れるので、走りやすいです。
最近のトレーニングでは10キロが一つの目安です。
良識な判断・・・参議院補欠選挙&宮城県知事、川崎市長選挙
http://www.asahi.com/politics/update/1025/TKY200910250265.html
参議院補欠選挙は、神奈川県も静岡県も民主党候補が当選。
http://www.asahi.com/politics/update/1025/TKY200910250287.html
川崎市長選挙は阿部氏が3選。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091025-00000081-jij-pol
宮城県知事選挙は村井氏が当選。
行政状況を良く知る川崎市、宮城県とも、現職当選は当たり前との印象。いくら民主党に風が吹いているとはいえ、それは国政での話。地方自治においては、より身近な方が立候補しているからこそ、しっかりと仕事をしているかしていないかが判断の分かれ目となる。
いくら強い風が吹いていても、簡単ではない。
選ぶ側は意外としっかりと現状を見ている。
だからこそ国政では民主党が圧勝したのであろうけど。
NHKで選挙速報をやっていて、「参議院補選では勝利も、地方自治で破れ課題・・・」という解説者の分析に「?」と感じたので思わず書きました。
アクオス誕生まで…「オンリーワンは創意である」
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今でこそ、「液晶のシャープ」、そして「アクオス」、「亀山ブランド」という言葉が家電を語る上でブランド化できていたが、それは最近10年のこと。98年に著者がシャープ社長に就任した時には、いわゆる「負け組」の位置にあった社を、どのように今のポジションに変えていったかをつづったもの。
「すべてのテレビを液晶に変える」
当時はまだPCのみに流通していた液晶を、家電の王であるテレビに装備させると宣言し、事業の選択と集中を実施。苦しい時期を過ごしながらも、その一貫した方針を貫くことで今のシャープを築いた。
「先見の明」、「事業の選択と集中」、「信念を貫く姿勢」
新たな時代を築くにあたって、大切なものは何かを知ったような。